私の素敵な人生 WELLCOME MY WORLD
第78回 生い立ちなんてどうでもいい事
私はとても幸せな人間なので
昔よく20前後かな
「あなたって、本当に何にも知らないお嬢さんで来たのね」
「本当にお気楽で良いわね~」
と言われたな
半ば嫌味だが
その人達は私の生い立ちなんて知らない
でも明らかに誰から見ても幸せに見えるのだ
しかしそれが私の優れた所
皆からは全て順風満帆に生きてきたとしか
考えられない明るさだったから
そう言ったのだろう。
人は幸せな人間を見ると嫌味の一つも言いたくなるもんだ
実際私は底抜けに明るいし
でも実際は夜逃げして田舎から関東に
来る事になったり
親がしょっちゅう蒸発してお金もなかったり
両親が働かなかったので学校も行かず
働いていたり
おじいさんが酒乱だったり
父親が暴力を振るう人だったり
両親共々恋人がいたり
そこで長女として生まれ
5歳と9歳離れた兄弟がいる
幼い頃から両親は仕事で殆ど家に居ない
酔っぱらって玄関先で母親が吐く・・・etc・
そんな光景を見てきたが
それって面白い
「可哀想・壮絶・苦労した」・・・??
私はこの世に自分で選んで生まれてきた
設定したのも自分だし
だから何にも。
私は午前中に宿題を終わらせて午後から遊ぶタイプ
それだけの事だと思っていたし
それがまぎれもない事実だ
少なくても16才でそうしっかり思っていた
それから「自分を愛せないのは他人を愛せない」と
思って非常にその点は努力をした
何せコンプレックスの塊みたいな人だったからな
やろうと思ったら人生出来ない事なんて一つもないのよ
特に今の時代なんて